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2022年10月の活動報告

10月8日(土)~9日(日)は、一泊研修でした。

今年は、愛知県名古屋市、豊田市を訪問しました。

最初は、円頓寺の商店街でフリーマガジン「ポゥ」を発行していた飯田幸恵さんの案内による街歩きです。

 

名古屋駅からスタートしました。

名古屋駅周辺では、2027年開業予定のリニア中央新幹線の工事が行われています。

名古屋の益々の発展が予感されました。

なごのキャンパスです。

廃校を使った施設で、シェアオフィスや会議室、イベントスペースを併設するベンチャーの拠点として活用されています。

円頓寺本町商店街です。

名古屋駅から徒歩10分程度の距離にある歴史の長い商店街です。

 

昔ながらのといった店が多いですが、比較的新しい店もちらほら見られました。

円頓寺商店街です。

円頓寺本町商店街の隣に位置する商店街で、名古屋で最も古い商店街の一つと言われています。

 

昔ながらのといった店が多いですが、新しい店も多めです。

この建物はボルダリングハウスとして使われており、斬新でした。

名古屋市の町並み保存地区となっている四間道です。

土蔵や伝統的な建造物が現在も多く残っていますが、保存だけでなく店舗として活用されているところもあります。

円頓寺本町商店街と円頓寺商店街では、若手商店主ら地域を愛する様々なメンバーが、那古野下町衆という組織を作って活動しています。

空家対策プロジェクトでは、株式会社ナゴノダナバンクが設立されました。

次に、錦二丁目エリアマネジメント株式会社を訪問し、名畑恵代表にお話をうかがいました。

 

かつて繊維問屋街として栄えた一帯のエリアマネジメントを行うために設立された会社です。

2004年にまちづくり連絡協議会(現在は、まちづくり協議会)が作られ、2008年頃からまちづくり構想を策定し、2018年にエリアマネジメント会社が誕生しました。

 

7番地区では再開発事業が行われ、今年竣工しました。

他にも、未来の地区・コミュニティの実現に向けた構想・計画・共創を進める実験の場として「N2/LAB錦二丁目エリアプラットフォーム」を作るなど、取り組みが行われています。

再開発事業で誕生した、「喫茶/スペース七番」です。

1Fは喫茶店、2Fは様々な用途に利用可能なスペースになっています。

 

一連の取り組みに大きく関与した延藤安弘先生が所蔵されていた書籍も置かれています。

お話の後、名畑さんの案内で街歩きを行いました。

公開空地に設置し、維持管理を行っているベンチです。

懇親会でも、名畑さんのお話をうかがいました。

その後、歴史ある山車の巡行を見学しました。

翌日は、豊田市の豊田まちづくり株式会社を訪問しました。

中心市街地を中心に活動を行う第三セクターです。

主な事業は、市街地再開発ビルや駐車場の管理運営、中心市街地活性化基本計画に基づく事業などです。

 

昨年、再開発ビルに入っていた松坂屋豊田店が閉店し、「T-FACE ライフセンター The Center Front」として生まれ変わりました。

営業本部と管理本部のそれぞれの代表、T-FACEに関わる2人の担当からお話をうかがいました。

まちづくり会社やT-FACEの取り組み、中心市街地活性化など、幅広く意見交換を行いました。

その後、担当の方の案内で、T-FACEを見学しました。

ガーデン「Yテラス」、コワーキングスペース「Yシェア」、多目的ホール「Yスタジオ」、「未来ラボステーション YY」などの機能やコンセプトなどをよく理解することができました。

名古屋に戻った後、「イオンモール Nagoya Noritake Garden」を見学しました。

 

名古屋駅から比較的近い位置に、昨年誕生した施設です。

イオンモールでは初のオフィス複合型商業施設ということで、共用ワーキングスペースや貸し会議室なども設けられています。

 

最後に、ノリタケの森のカフェで休憩しました。

今回も、密度の濃い一泊研修となりました。

この学びは、今後の活動に活かしたいと考えています。