2021年12月の活動報告 2

昨日、定例会を実施しました。

会場とオンラインのハイブリッド開催です。

 

テーマは、「まちづくりと不動産価格」です。

不動産鑑定士として活躍する会員による発表でした。

 

不動産価格の種別（商業地、住宅地など）や類型（更地、建付地など）、不動産価格指数（地価公示価格・地価調査価格、相続税路線価、固定資産税評価額路線価、マンション価格指数）の説明から始まり、「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」の利用の仕方や鑑定評価書の記載事項、国税庁の「財産評価基準書」と東京都の「路線価公開（23区）」の利用の仕方と路線価図の紹介がありました。

 

また、不動産の価格形成要因が挙げられ、まちづくり（再開発）によって不動産価格がどのように変化する可能性があるか分析がありました。

 

発表の後には、質疑がありました。

不動産価格に対する素朴な疑問から踏み込んだ内容まで、活発な質疑が行われました。

 

研究会のテーマとして再開発などが登場することはありましたが、不動産価格が取り上げられてたことはほとんどありませんでした。

新鮮なテーマであり、とても参考になりました。