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2019年8月の活動報告

8/10(土)、東京ミッドタウンの視察を行いました。

 

東京ミッドタウンは、2007年3月にグランドオープンした、大規模複合施設です。

オフィスや住宅、ホテル、商業施設などにより構成されています。

 

六本木ヒルズなどと共に、六本木のまちを変えた存在として知られています。

開発当時にプロジェクトの責任者だった竹崎典夫さん(現・有限会社アントンハウス 代表)にご案内いただき、施設の内外を見学するところからスタートしました。

ショップだけでなく、親子を対象としたワークショップなどにも、人だかりができていました。

東京ミッドタウンのコンセプトの一つに「CREATIVITY」があり、デザインやアートが重視されています。

 

このオブジェクトは正面のプラザに設置されているもので、穴から覗くと東京ミッドタウンの姿が見えるとのことでした。

屋外のミッドタウン・ガーデンです。

 

隣接する港区区立檜町公園と合わせて、敷地内には有数の緑地が存在しています。

訪れる人々の憩いの場になっていました。

「ON THE GREEN」も、コンセプトの一つとなっています。

 

檜町公園の方から見た姿です。

芝生広場です。

 

現在はデジタルアート庭園になっていましたが、冬の時期にはスケートリンクになることもあるそうです。

季節に応じた活用がなされています。

建物に隣接するコートヤードでも、イベントが行われていました。

エントランスのあるキャノピー・スクエアです。

凝った作りになっています。

場所を移して、竹崎さんによる講演がありました。

施設の概要から計画・竣工、運営まで、幅広く話を聞くことができました。

 

東京ミッドタウンのビジョンとして、「JAPAN VALUE」が掲げられています。

そして、「DIVERSITY」「HOSPITALITY」「ON THE GREEN」「CREATIVITY」の4つのコンセプトのもと、運営が行われています。

 

開業までの歴史の中では、計画や入札における判断を聞くことができました。

土地の価値をどう評価するのか、どのような計画が一番価値を高められるのか、多額の費用にどのように対応したかなど、勉強になりました。

 

東京ミッドタウンは、民間における巨大な「街づくり」と言えます。

その時々で必要となる判断をどのように行ったか、理解を深めることができました。

質疑でも、様々な質問にお答えいただきました。

 

講演の後、懇親会を行いました。

竹崎さんにもご参加いただき、ここでも色々な話を聞くことができました。

 

今回も、有意義な視察となりました。