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2018年12月の活動報告

昨日、定例会を実施しました。

 

テーマは、「春日の再開発と再開発手法の考察」です。

現在進行中の再開発の事例を学ぶと共に、再開発の手法や問題、課題等について検討を行いました。

「春日の再開発」は、正式名称は「春日・後楽園駅前地区市街地再開発」です。

当研究会の定例会で利用している文京シビックセンターのすぐ隣のエリアで実施されています。

 

施行地区は、約2.4haです。

3つの街区に、6つの建物が計画されています。

住宅建築の目標は、約700戸となっています。

 

この再開発に関係する会員による発表でした。

この分野での活動が長く、具体的な事例に基づいた紹介だったため、再開発について深く理解することができました。

 

再開発の問題や課題では、「ディベロッパーの意向の影響が大きい」「事業コンサルタントの推進力の違い」「自治体が床を取得するかどうか」「再開発後のコミュニティの組成の難しさ」「商業再開発が成功しにくい」などが登場しました。

 

意見交換では、多くの質問や意見が出されました。

まちづくりにおいて大規模な手法である再開発を理解する、有益な機会でした。