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2018年8月の活動報告

8/19(日)、清澄白河の視察を行いました。

 

最初に、GLASS-LABの椎名CEO、清澄白河ガイドを運営するシラベルの調CEOの2人のトークセッションがありました。

 

椎名さんは古くからの深川住民で、調さんは2000年代に入っての住民です。

その2人が、従来からの住民や新しい住民のコミュニケーション機会を作るため、各種イベントを企画・実施されています。

 

コウトーク」は、ゲストによるトークイベントです。

毎回4人のゲストを呼ぶため、1年間でのべ48人のゲストが登場したそうです。

当初の予想とは異なり、初回から満員状態だったということで、ニーズがあると理解したとのことです。

 

フカガワヒトトトナリ」は、地域の「人と業(ヒトトナリ)」を知ることで「人隣(ヒトトナリ)」となることを目的としたまち歩きイベントです。

昨年Vol.0が実施され、今年の11月にVol.1が計画されています。

30人程度の実行委員会を含む160人ほどのメンバーで、準備が進められています。

 

椎名さんと調さんの出会いやイベント実施の背景など、詳しくご紹介いただきました。

取り組み内容でも参考になる点が多く、勉強になりました。

次いで、深川資料館通り商店街で、商店街協同組合の分部理事長からお話をうかがいました。

清澄白河のメインストリートにある商店街は、約900メートルの間に100店舗程度が存在します。

通りから離れた店舗でも、会員になるケースはあるそうです。

 

人気のエリアのため、地域では新しい店舗が増えています。

空き店舗があればすぐに埋まってしまい、店舗の利用ニーズは高いものの、対応が難しくなっているそうです。

 

一方で、他の商店街と同様の問題も抱えています。

商店街の取り組みを聞くと共に、活発な意見交換が行われました。

その後、まち歩きを実施しました。

途中、GLASS-LABに寄りました。

 

事業の説明を受けた後、作業現場を見せてもらいました。

最近では、インバウンドの対応もあるそうです。

ブルーボトルコーヒーです。

 

2015年に日本で初めての出店となり、清澄白河の知名度を大いに高めることになりました。

理系雑貨、実験器具専門店の「リカシツ」です。

ブルーボトルコーヒーもそうですが、元倉庫などを生かした店舗が点在します。

その他、個人的に行ったところで、清澄庭園です。

明治時代の庭園を代表する「回遊式林泉庭園」とのことです。

東京都現代美術館です。

清澄白河の変化に影響を与えた存在の一つと言われています。

 

残念ながら、現在は休館中です。

今回も、有意義な視察となりました。