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2016年9月の活動報告

9月13日(火)、定例会を実施しました。

 

テーマは、「熱海、小田原の事前研究」でした。

来月実施する一泊研修では、熱海市と小田原市を視察します。

そこで、事前研究により、理解を深めました。

 

熱海については、今年熱海を取材し、専門誌に記事を掲載した会員がいました。

そこで、その会員から、熱海の歴史や現況について、紹介がありました。

 

日本有数の温泉・観光地である熱海は、1970年頃の600万人をピークに宿泊者が減少し、2011年には200万人台半ばにまでなりました。

しかし、ここ数年は回復傾向にあり、現在では300万人程度にまで戻っています。

 

観光客の増加とともに、新たな客層が増えました。

商店街の空き店舗も、減少していると言われています。

 

この変化の原動力として、若者の活躍やリノベーションの活用、着地型体験交流プログラムの実施といった様々な取り組みがあります。

そこで視察では、活動の中心人物や熱海市の職員、商店街関係者などと交流する予定です。

 

小田原は、後北条氏が小田原城を構え、東海道の宿場町になるなど、歴史の多いまちです。

交通の結節点であり、箱根等の観光地への拠点となっています。

 

戦後も発展しましたが、2000年前後から百貨店や地下街などが次々と閉鎖され、中心市街地の地盤沈下が続きます。

そこで、中心市街地活性化計画やメインストリートプログラムなど、あらゆる施策が実施されているということです。

 

視察では、小田原市の職員の他、地産地消をモットーに地場産品を取り扱っている方などに会う予定です。

 

会員のネットワーク等を活用し、今年も充実した一泊研修を実施できそうです。

楽しみにしています。